「なんでもっと早く教えてくれなかったの!」
トイレに間に合わないときの対策
これから親を介護するすべての人のために~
~そして今まさに在宅で介護をしているすべての人のために~
介護の中で、介護しているご家族が口をそろえて
大変だとおっしゃるのが
「お手洗いの介護」です。
在宅介護されているご家族は、1日に何回か排泄の介助が
必要になってきます。
排泄に関する悩みの多くが、
尿失禁(尿失禁とは、自分の意志とは関係なく尿がもれてしまうことです。)
トイレ以外のところで排尿する
便を触る
おむつを勝手に外してしまう
といった声が多いですね。
また排泄に関する失敗は、排泄 予知のところにも
書きましたが、
自信をなくしたり、傷ついて落ち込んでしまったり・・・
ご本人にとって、とてもナイーブで大切な問題ですよね。
いつまでもご自身でお手洗いまで行ける自信を
もっていただくために・・・\(^_^)/
トイレの時間を把握しましょう。
こまめに声をかけます。
「そろそろお手洗いに行っておきますか?」
「ご一緒にいかがですか?」
など、あまりしつこくせず、
しかし、失敗しないようにこちらもできるだけ
協力させてくださいね~といった気持ちでさわやかに
トイレ誘導しましょう。
トイレに行きたいサインを見逃さないようにしたいですね。
①なんだかそわそわして落ち着きがない。
②目が泳いでいる。
③なにか言いたげな雰囲気がある。
・・・こういったときはお手洗いへの誘導のチャンスです!
おろしやすい下着やズボンがあります。
ご本人がおろしやすい下着やズボンがあります。
介護のお店にもそういった商品があります。
昔と比べると
サイズやデザインもかなり品ぞろえもよくなってきました(^^♪
せっかくお手洗いに行っても下着やズボンがおろしにくかったら
失敗してしまいます。
通路は広々と!!
廊下や入り口付近に障害物があると
車いすなどで通ることができません。
通路は、いつでも通りやすく移動しやすいように整理して
なにも置かないようにしましょう。
ポータブルトイレもあります。
持ち運び可能なおトイレもあります。
コンパクトなものから、、シャワー付き、消臭機能付きのものまで
いろいろあります。
いざというときに、すぐ近くにお手洗いがあるということは
それだけでも介護される側にとっては
大きな安心感につながります。
読んでくださってありがとうございます。
読んでくださっているひとりひとりに感謝いたします。
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